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日差しに吸いこまれていく。その姿がどんどん遠くなっていく。
朝井 リョウ / ひーちゃんは線香花火「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:65% 作品を確認(amazon)
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遠くに見える・遠ざかる
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前後の文章を含んだ引用
......ゃな男子もたくさんいて、バーベキューとかスノボとかいつも皆で行くような感じで、つまりそれは、あたしが自分の教室に入ったときに真っ先に切り捨てた世界だ。 尾崎が、日差しに吸いこまれていく。その姿がどんどん遠くなっていく。「合宿? 明日から? そっか」 こういうとき、人間ってどうしてこんなに不出来なんだろうと思う。それとも、なんでもない振りがこんなにもへたくそなのは、あたしだけな......
単語の意味
日差し・陽射し(ひざし)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
日差し・陽射し・・・大陽の光。日光。太陽が照りつけること。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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一度も振り返ることなく立ち去っていった。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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