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霧の中にぼんやりと山小屋の影が見えた途端、残り数十メートル、駆け上がれるのではないかと思うほど、からだの奥からエネルギーがわき上がってきた。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 ページ位置:88% 作品を確認(amazon)
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迷子・道に迷う
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前後の文章を含んだ引用
......合でも出し惜しみをしてしまうのは、やはり、頭の奥の方で万が一のことを想定しているからだろう。 限界ラインが見えるほどではないが、息はかなりあがっていた。しかし、霧の中にぼんやりと山小屋の影が見えた途端、残り数十メートル、駆け上がれるのではないかと思うほど、からだの奥からエネルギーがわき上がってきた。 思わず鼻歌を口ずさんでしまう。 前田さんが足を止め、振り向いた。もう、山小屋は目の前にある。注意をされることはないだろう。下手な鼻歌にあきれかえったのだろうか......
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霧の中にぼんやりと山小屋の影が見えた途端、残り数十メートル、駆け上がれるのではないかと思うほど、からだの奥からエネルギーがわき上がってきた。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
三十分程して、わたしたちは道に迷っていることに気づいた。ミコトは車を歩道に寄せ、サイドブレーキを引いた。わたしはシートの下からロードマップを取り出して広げた。
小川洋子 / 揚羽蝶が壊れる時「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
近道のつもりで当てずっぽうに一つ角を曲がったばかりに、自分がどこを歩いているのかわからなくなってしまった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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祖父は 慇懃 に真白な坊主頭を下げた。ちょっとやくざが仁義を切るような、腰を割ったお辞儀のしかただった。
浅田次郎 / うらぼんえ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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