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その川は土手には降りられなくて、急な流れを見降ろす形で大きな橋がかかっている
吉本 ばなな / 大川端奇譚「とかげ (新潮文庫)」に収録 ページ位置:71% 作品を確認(amazon)
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つり橋・歩道橋
川
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前後の文章を含んだ引用
......笑顔で『川にいるわよ』っていうんだ。昼はいつも川にいるって。笑顔なんだけど何となく物言いたげな様子で、いたたまれなくて帰りをまたずにすぐに川の方に歩いていった。その川は土手には降りられなくて、急な流れを見降ろす形で大きな橋がかかっているんだ。車が通れるような広さではないんだけれど、大きい橋。そこの欄干にもたれてお母さんが赤ん坊の君を抱いていた。すごく怖い光景だった。人通りはなかったけれど、もし......
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つり橋・歩道橋の表現・描写・類語(外の設備・工作物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
畦川が流れていて、濁った水に一ひらの板橋がかかっていた。
岡本かの子 / 東海道五十三次
橋が巨鯨の白骨のような姿
岡本 かの子 / 岡本かの子 amazon
線路をまたぎ越えるための頗る実利的な階段に過ぎない
太宰治 / 人間失格
小さい流れに板橋の架かっている橋
岡本かの子 / 東海道五十三次
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川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
水量豊かな温和な川がゆるゆると流れる
太宰 治 / 津軽 amazon
岡本かの子 / 河明り
うねる黒びろうどのような河水
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
川の流れがゆるぎ、糸を捌くがごとく真っ白に翻る
泉 鏡花 / 高野聖 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
酢っぱくって渋くって泡の立つ葡萄酒のような、コクの強い、野蕃な海
梶井基次郎 / 海 断片
波の牙が間歇的に仄白く闇の中に出没する
福永 武彦 / 草の花 amazon
利根川の広い流れが絵を展げたように美しく見渡される
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
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城壁からは花火のように赤い曳光(えいこう)弾が音もなく飛んで来る。
火野 葦平 / 麦と兵隊 amazon
崖下の町の灯がいさり火のようにきらきら光っていた
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
夜空はただそこにあって、街あかりを映してぼんやり光っていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
絵画みたいに 虹色 をした噴水
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
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