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(自慰が終わって)サユリはそのままの姿で寝息をたてていた。それは、彼女の溜息と違って空気を暖めることはなく、部屋の温度は急速に下がって行った。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 ページ位置:29% 作品を確認(amazon)
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セックスのあと
眠っている姿
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前後の文章を含んだ引用
......は壁に張り付き、汗は床に溜っている。そんな醜い自分の姿をやさしく見降すことができる。彼は、とてもたくさんのことを、今、許していた。 我に返り部屋の中を見渡すと、サユリはそのままの姿で寝息をたてていた。それは、彼女の溜息と違って空気を暖めることはなく、部屋の温度は急速に下がって行った。陽はすっかり落ちている。ティエンの体温は少しも下がることなく、ひんやりとした潮風を、心地よく肌で味わうことができた。 しばらくして、ティエンは自分の足許にだらし......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
溜め息・溜息・ため息(ためいき)
寝息(ねいき)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
溜め息・溜息・ため息・・・気苦労や失望、また、感動したときや緊張がとけたときに、思わず出る大きな息。大息(おおいき・たいそく)。長息(ちょうそく)。
寝息・・・眠っているときの息(=呼吸)。また、その音。
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絡み合っている体を解いて、全裸のまま身を起こし、ぐったりと横坐りになって自分を見おろしてきた際の、鈴子の体のくねらし方が、武内は好きだった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
疲れた二人がまるで一緒くたの ごみ のように目を閉じて動かずにいた
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
そこには愛によって使い古された空気が漂っていて
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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眠っている姿の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
サユリはまったく音を立てないで眠る。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
上へかけた布団から湯気が立つほどの汗を掻いて
幸田文 / 流れる amazon
作り付けの人形ではあるまいかと思われるくらい清らかな寝姿
夢野久作 / ドグラ・マグラ
前後不覚に寝ている。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
毛布を鼻の下まで引き上げた。
阿刀田 高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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「恋愛」カテゴリからランダム5
最初から深入りする気のない、束の間の関係
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
夢にみるほど恋いこがれて
林芙美子 / 新版 放浪記
欲望を燃え上がらせ、どくどくと全身の血が滾るのを感じた。 長く途絶え、忘れかけていた回春の疼き
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
もう治まっていたはずの時差ボケが、急にぶり返したかのような、少しざらついた感触の眠気だった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
(横になった姿が)死んだ犬みたいにぐったりと足を開げ、投げ出している
村上 龍 / 限りなく透明に近いブルー amazon
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