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日が暮れ、焚火の火の赤さが増した。
大岡 昇平「野火(新潮文庫)」に収録 ページ位置:76% 作品を確認(amazon)
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夕方
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前後の文章を含んだ引用
......使った。今じゃ永松の銃だけが頼りさ。それで猿が獲れるから、つまり俺達は生きていられるわけさ」 と安田は、我々に共通の乱杭歯を出して、声もなく笑った。三四 人類 日が暮れ、焚火の火の赤さが増した。安田と永松はそれぞれ雑嚢から、猿の干肉を出し、火の上に載せた。安田は一枚、永松は二枚出した。そのうち一枚は私の分であった。「おい、あと何枚ある?」と安田が訊いた......
単語の意味
暮れる(くれる)
暮れる・・・1.太陽が沈んで外が暗くなる。⇔明ける。
2.季節や年が終わる。「年が暮れる」
3.同じことの繰り返しや、同じ気持ちのままで時間を過ごす。「涙に暮れる」
昏れる・眩れる・暗れる・闇れる、とも書く。
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まだ夕のほのかに薄紅のただようているような空
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
空にはまだ昼の輝きが残っている。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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遠くからたそがれを告げる鐘が聴こえていた。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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