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コンクリートは熱を吸収してまたそれをぐらぐらに放出して、逃げ水というのか陽炎というのか、よくわからぬぶよんとした動きが前方に見える。
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 ページ位置:17% 作品を確認(amazon)
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陽炎(かげろう)
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前後の文章を含んだ引用
......みても、緑子はわたしの方をちらとでも見るでもなし、黙ったまま窓の外を、まぶたを閉じては上げるを繰り返しながらぼんやり眺めていた。 駅からの道を三人で黙って歩き、コンクリートは熱を吸収してまたそれをぐらぐらに放出して、逃げ水というのか陽炎というのか、よくわからぬぶよんとした動きが前方に見える。昔にこれをドラム缶の上で何度も見たことがある、しかしどれだけ暑いことよ、緑子は横に大きく膨らんだリュックサックを背負って、二泊三日でいったい何の荷物がいるのか、......
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陽炎(かげろう・ようえん)
陽炎・・・春や夏の穏やかな日に、透明の炎のような揺らめきが地面からユラユラと立ちのぼる現象。局所的に密度の違う空気が混じることで、光が異常屈折して起こる。
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川面かわも にたちこめた 虚ろな 金色 の 陽炎
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