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(使われていないマンションの屋上)白いコンクリの床、うち捨てられた物干し台。夜景の粒々だけが息づいている死の空間。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 ページ位置:69% 作品を確認(amazon)
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夜景・夜の眺め
屋根・かわら・屋上
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前後の文章を含んだ引用
......うな感じだった。 風が強い。少し冷えてきた。「ところでさ、やっぱり呪いってあるよね。知ってた?」 萃が言った。「やめて、暗いところで言わないで。」 私は言った。白いコンクリの床、うち捨てられた物干し台。夜景の粒々だけが息づいている死の空間。聞いている誰かがいる? いつもいつも?「庄司さんが死んだとき、感じなかった?」 彼女は言った。「自分たち以外の何かが部屋にいること。」「知らない。」 でも、実は......
単語の意味
夜景(やけい)
夜景・・・夜の景色。
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やくような日の下、渦を捲いて狂い出しそうな瓦の色
夏目 漱石 / 門 amazon
編笠(あみがさ)を被せたような藁屋根
火野 葦平 / 麦と兵隊 amazon
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縁側は乾拭きして、古いなりに鏡のように光っている。
芝木 好子 / 隅田川暮色 amazon
古びた絨毯がどっしりと光を吸いこむ
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村田家は街道からはちょっと引っこんでいて、前庭が広くて母屋と蔵がある、典型的な農家のつくりだった。
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とり残されたような木造の古家
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