TOP > 感情表現 > 気分が晴れない・落ち込む
身体は呆然 と石像のように立ち停り
横光利一 / 日輪 ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
呆れる・驚きで呆然
(衝撃で)立ち尽くす(どうしていいか分からない)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......きりきりと歯をきしませながら、円木 の隙に刺された白鷺の尾羽根を次ぎ次ぎに引き脱いては捨てていった。しかし、再び彼女は彼女を呼ぶ卑狗の大兄の声を聞きつけた。彼女の身体は呆然 と石像のように立ち停り、風に吹かれた衣のように円木の壁にしなだれかかると、再び抜き捨てられた白鷺の尾羽根の上へどっと倒れた。 「ああ、大兄、大兄、爾は我を残して何処 へ行った。何処へ行っ......
単語の意味
身体(しんたい)
身体・・・人のからだ。肉体。
ここに意味を表示
呆れる・驚きで呆然の表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
三人はちょっと毒気をぬかれて、申し合せたように本人の顔を見る。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
このカテゴリを全部見る
(衝撃で)立ち尽くす(どうしていいか分からない)の表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
わけがわからなくてしばらく立っていた。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
泣くのも忘れて立ち尽くしている。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「立ちすくむ」の言葉を含む驚きの表現・描写・類語(驚きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
わたしは唖の子供のように立ちすくんでしまうだろう。
小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
さっきまでいい調子で物事を制していた心臓は体中の皮膚の裏をいやな音をたてて走り回るので、女はのんきなしましまを渡り終えるまでに何度か立ち止まらなければならなかった。
川上 未映子 / あなたたちの恋愛は瀕死「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
私はびっくりした。立ち上がって、屋上の手すりに手をかけて下を見ていたところだった。あんまり驚いて、天地がぐるんとまわった気さえした。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「驚き」カテゴリからランダム5
ど肝を抜かれて、叫んだ。
吉川英治 / 無宿人国記
「気分が晴れない・落ち込む」カテゴリからランダム5
首をガックリと胸の処まで項垂 れたまま
夢野久作 / ドグラ・マグラ
「感動」カテゴリからランダム5
破れるように大きく眼を瞠(みは)った。
林 芙美子 / 耳輪のついた馬「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 amazon
博士は今初めてその美しさに気づいたとでもいうかのような驚きに打たれていた。王の前で跪く、従者のようでもあった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
どこか遠い処へ散り薄れかけている自分の魂
夢野久作 / ドグラ・マグラ
同じカテゴリの表現一覧
驚き の表現の一覧
気分が晴れない・落ち込む の表現の一覧
気分が晴れない・落ち込むのレベル
気分が晴れない・落ち込むの感覚、精神的な反応
気分が晴れない・落ち込むの表情、リアクション
その他の気分が晴れない・落ち込むの表現
次の文字を含む「気分が晴れない・落ち込む」の表現を検索 |
鬱 暗 胸 心 涙 泣 |
感動 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ