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片側の壁に片手をつきながら、危い足取りで帰ってきた酔払い
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:7% 作品を確認(青空文庫)
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酒に酔う・酔っ払う
ふらふらした歩き方
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前後の文章を含んだ引用
......たりして、いけすかない、この男!」 菓子で口をモグモグさせていた男が、皆の視線が自分に集ったことにテレて、ゲラゲラ笑った。 「この女子 、可愛 いな」 便所から、片側の壁に片手をつきながら、危い足取りで帰ってきた酔払いが、通りすがりに、赤黒くプクンとしている女の頬 ぺたをつッついた。 「何んだね」 「怒んなよ。――この女子 ば抱いて寝てやるべよ」 そう云って、女におどけた恰好を......
単語の意味
足取り(あしどり)
足取り・・・1.歩くときの足の運び方。足つき。歩調。足で取る(=執る。事を行う)こと。「事務をとる」「指揮をとる」など。
2.その人の歩いた道筋。特に、犯罪者の逃走経路。足を取る(=自分のものにする。把握する)こと。「裏づけをとる」など。
3 過去の相場の動きぐあい。足(=相場の動きぐあい)を取ること。
2.その人の歩いた道筋。特に、犯罪者の逃走経路。足を取る(=自分のものにする。把握する)こと。「裏づけをとる」など。
3 過去の相場の動きぐあい。足(=相場の動きぐあい)を取ること。
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かなり酔っていた。歩けない、というほどではないけれど、世の中がきらきらして見える程度には変だった。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
晋平が酔ってはいないことを信雄は知っていた。それは 坐り慣れた膝の上の感触でわかる。父の膝は、酔うといつもぐにゃりと力 萎える。
宮本 輝 / 泥の河「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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酔っぱらったごきぶりのようにのろのろと歩く
五木 寛之 / ワルシャワの燕たち amazon
ふらふらと寂しい夢でも見ているような心持ちで歩く
徳田 秋声 / あらくれ amazon
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何をするにも心にもない作り事をしているようだった。
有島武郎 / 或る女
一日中一滴の水も飲まずラクダのように行軍する
長谷川 四郎 / 鶴 amazon
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ブルドーザーのような勢いでフェアウェイを闊歩する
高橋 三千綱 / 涙 amazon
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