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一歩、二歩と足を進める。頭の中のリズムと歩調が合わず、転びそうになりながら、だんだん駆け足となっていく。目の前は下りの階段だと認識しているのに、平らな場所でひょいと足をすくわれたような錯覚を起こし、お尻を三段分こすってしゃがみ込む。
湊 かなえ / ポイズンドーター・ホーリーマザー「ポイズンドーター・ホーリーマザー (光文社文庫)」に収録 ページ位置:95% 作品を確認(amazon)
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よろめく・ふらつく
ふらふらした歩き方
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前後の文章を含んだ引用
......、毒娘にならないように育てる」 名前を口にすると、無性に志乃に会いたくなった。ただ、ギュッと抱きしめたい。 心の中でマリアにまた来るねと告げ、弓香に背を向ける。一歩、二歩と足を進める。頭の中のリズムと歩調が合わず、転びそうになりながら、だんだん駆け足となっていく。目の前は下りの階段だと認識しているのに、平らな場所でひょいと足をすくわれたような錯覚を起こし、お尻を三段分こすってしゃがみ込む。 痛い。じわじわと痛みが広がっていくにつれて、腹の底から熱いものが込み上げてきた。叫びたい、意味もなくただ叫びたい。誰に、誰に、誰に……。 ママ、助けて。志乃、......
単語の意味
尻・臀・後(しり)
足・脚・肢(あし)
尻・臀・後・・・1.腰のうしろ下部で、肉が豊かについている部位。座るときや腰をかけるときに下に位置するところ。肛門(こうもん)と尾てい骨がある辺り。尻(けつ)。臀部(でんぶ)。御居処(おいど)。
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
2.衣服の1にあたる部分。「ズボンの尻」
3.和服の腰から下の、裾(すそ)のほうの部分。
4.物事や長く続いているモノの、後方や一番あと。終わりの部分。しまい。最後。末端(まったん)。結果。
5.容器の外側の底の部分。また、果物の底部。「鍋の尻」
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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刀を杖に、よろめいてゆく
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何ものかに、押し返されるように、彼は、たたたと、後へ戻った――いや蹌 めいた。
吉川英治 / 無宿人国記
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酔ったもののようにふらふらした足どり
有島武郎 / 或る女
抜け殼みたよにふらふらと歩いていた
宇野 千代 / おはん amazon
影のようにふらふら吸い寄せられる
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人と肉体をふれ合わせて、同じ素材でできた自分以外の宇宙と寄り添う
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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ゆっくりと一歩ごとに足の下の地面の感触を味わう風に歩を進める
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粘りつくようなズックの靴音をひきずりながら
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厄介な荷物のようになる足先
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