舟が進むにつれて、飛魚が、まるで人が叢(くさむら)を進むときにバッタが飛び散るように、ついついと水の面すれすれに(飛ぶ)
堀田 善衛 / 鬼無鬼島 作品を確認(amazon)
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船・ボート
魚(風景)
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単語の意味
草叢・叢(くさむら)
飛魚・鰩(とびうお)
草叢・叢・・・草が群がり、生い茂った所。
飛魚・鰩・・・トビウオ科の海魚の総称。胸部分のヒレが長く丈夫で、水上を100メートル以上飛ぶことができる。多くは全長30cm前後。食用。別名で「あご」という。
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船・ボートの表現・描写・類語(乗り物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
船は少しずつ揺れて、ばたんばたんと船の胴を打つ波の音が聴えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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魚(風景)の表現・描写・類語(水中の生き物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
飛魚(とびうお)の群れが銀色に光りながら波間をはねる
遠藤 周作 / 沈黙 amazon
めだかの目はね、青いランプがもえているみたいに光るんだよ
松谷 みよ子 / 夜「童話・詩 全1冊 (松谷みよ子の本)」に収録 amazon
六尺ほどの凍った魚が三四本丸太のように立てかけてあった。
藤枝 静男 / 犬の血 amazon
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トラックが獣のような底深い唸りをあげて出発を待っている
五木寛之 / 私刑の夏 【五木寛之ノベリスク】 amazon
信号で停止する大型トラックが、晩年のベン・ウェブスターのテナートーンを思わせる、かすれたエアブレーキの音を立てた。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
林芙美子 / 新版 放浪記
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蛙の声に家も身も埋めらるるように感じるほど、夜がしんとしている
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
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