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全面光るガラス片に覆われていて、ときどきある黒っぽい箇所にしか緑がない東京の夜景
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ ページ位置:48% 作品を確認(amazon)
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夜景・夜の眺め
都会
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前後の文章を含んだ引用
......ンに入ったときも素直に、すごーいと言っていたり、なんだか男の人を喜ばせるのが上手そう。私は自信がなくて、聞きとれないほど小さな声で、へえ~とか言っている。 私は全面光るガラス片に覆われていて、ときどきある黒っぽい箇所にしか緑がない東京の夜景があんまり好きになれなくて、三十二階の建物なんか無くて市を囲む山に見下ろされ守られているような、夜は真っ暗な故郷の夜景の方が恋しくてテンションが上がらなかった。......
単語の意味
夜景(やけい)
夜景・・・夜の景色。
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次第に暗くなって、窓からは、坂の下の、明りのともった箱のような、貸間のならんだ夜の風景がながめられた。
野間 宏 / 残像「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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東京は様々な匂いに満ちていることに私は気づく。コンビニ、ファミレス、すれ違う人、公園脇、工事現場、夜の駅、電車の中、ほとんど十歩ごとに匂いが変わった。人間っていう生き物は集まるとこんなに濃い匂いを出すんだと、私は今まで知らなかった。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
都会ってのはな。何でも手に入る
伊坂 幸太郎 / オーデュボンの祈り amazon
天下に並ぶもののない、繁昌 を極 めた都
芥川龍之介 / 杜子春
浅草はちっぽけな都会心から離れた楽土
林芙美子 / 新版 放浪記
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