冷え切ったゼリーが、酔いにかわいた口中へすべりこむ
池波 正太郎「むかしの味 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:43% 作品を確認(amazon)
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ゼリー
食べる
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前後の文章を含んだ引用
......事なり、芝居の稽古なりをすませ、酒をたっぷりのんでから、夜更けにホテルへ帰り、窓の外から〔好事福盧〕を引き取って食べるのが何よりのたのしみだった。 京都の寒気に冷え切ったゼリーが、酔いにかわいた口中へすべりこむときの旨さは、たとえようもなかった。 いまはホテルに冷蔵庫も備えつけてあるので、このたのしみは中断してしまった。 私にとっての〔好事福盧〕は、やはり窓の外から引......
単語の意味
口中(こうちゅう・くちじゅう)
口中・・・口の中。口の中全体。
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(昔は)冬になると、駄菓子屋で〔煮こごり〕を売る。
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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もぐもぐと噛み砕く。ひょっとこのような顔になっているかもしれない
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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丁寧にぺっちゃんとおじぎをした。
有島武郎 / 或る女
彼女は何をするにしても、ほとんど音というものを立てなかった。森を横切っていく賢い雌狐のように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
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