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離れはひっそりとし、人の気配は伝わってこなかった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
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閑散・人気(ひとけ)がない
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前後の文章を含んだ引用
......たことは何度もあったが、そうした経験がどんな役に立つのか、見当がつかなかった。今更ながら、カードにずらずらと並ぶブルーの星印が思い出された。 母屋から見るかぎり離れはひっそりとし、人の気配は伝わってこなかった。レッドロビンの生け垣には、離れに通じる古風なデザインの開き戸がしつらえてあった。よく見ると、扉には頑丈な錠前が掛けられていた。すっかり錆付き、鳥のフンがこびり付......
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閑散・人気(ひとけ)がないの表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
吹き抜けの広々とした空間にちらほらとしかいない閲覧客が、館内の空気を外よりも寒々しく感じさせる。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
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(蜂の死骸)蜂が玄関の屋根で死んでいるのを見つけた。足を腹の下にぴったりとつけ、触角はだらしなく顔へたれ下がっていた。
志賀 直哉 / 城の崎にて「城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)」に収録 amazon
蚊帳の中にいる人物のようにぼうっと霞んだ存在感しか与えない
原田 宗典 / 十九、二十(はたち) amazon
悟っているなんて言う安っぽい言葉じゃ説明できない人。
吉本 ばなな / 血と水「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
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道路だけがいやに広く、それが町の印象を一層寒々しいものにしていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
巴里人の殆ど全部が街へ出て騒ぐ巴里祭の混雑のなかで
岡本かの子 / 巴里祭
ひっそりとした群衆が三々五々、影絵のように闇の中に散り始める
福永 武彦 / 草の花 amazon
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