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東京の中央部から下町へかけての一面の灯火の海が窓から見下ろせる。浪のように起伏する灯の粒々つぶつぶやネオンの瞬きは、いま揺り覚まされた眼のように新鮮で活気を帯びている。
岡本かの子 / 母子叙情 ページ位置:3% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......ら下町へ向う間に二つ三つ坂があって、坂を越すほど街の灯は燦き出して来る。そして、これが最後の山の手の区域とわかれる一番高い坂へ来て、がくりと車体が前屈まえかがみになると、東京の中央部から下町へかけての一面の灯火の海が窓から見下ろせる。浪のように起伏する灯の粒々つぶつぶやネオンの瞬きは、いま揺り覚まされた眼のように新鮮で活気を帯びている。かの女は都会人らしい昂奮こうふんを覚えて、乗りものを騎馬かなぞのようにむちうって早くにぎやかな街へ進めたい肉体的の衝動に駆られたが、またも、むす子と離れている自分をおもい出すと......
単語の意味
浪(なみ・ろう)
起伏(きふく)
・・・1.波。
2.波のように移ろって定まらない。行方が決まらずさまよう。「浪人」
起伏・・・1.高くなったり低くなったりしていること。高低。
2.栄えたり衰えたり、色々変化すること。
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