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口惜しくって、寝つかれねえ
吉川英治 / 醤油仏 ページ位置:37% 作品を確認(青空文庫)
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悔しさによる体の反応、リアクション
眠れない・眠りが浅い
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前後の文章を含んだ引用
......なったから、左様なら――とか何とか、涼しい事を吐 かして、半日で帰ってしまった」 「忌々 しい野郎だな」 「聞いただけでも忌々しいだろう。だもの、おれの身になってくれ、口惜しくって、寝つかれねえ」 「もう止せよ、これに懲 りて」 「意地だ、こんだあ一升五合賭をやって、あいつに血へどを吐かしてやらなくッちゃ虫が納まらねえ」 「だが、不思議だなあ」 もう寝たのかと......
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頭の中はまるで古新聞を丸めて押し込んだような気がする。眠りは浅く、いつも短かかった。暖房がききすぎた歯医者の待合室のような眠りだった。誰かがドアを開ける度に目が覚める。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
(興奮して眠れない)疲労は重く全身に広がっているが、頭の中だけは冴えていた。目をつぶると目の奥でジンジンと神経がうなっているような気がした。
阿刀田 高 / 恋は思案の外「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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彼は心臓をつかまれたような気持になった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
膝の上で両拳を握っていたことに気づいた。局長室を出る前からそうしていたに違いなかった。開くと、手のひらに爪の赤い痕が幾つもついていた。また握る。強く、痛いほどに。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
後悔はしていないが、気分は重かった。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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横になり体を楽にする
岡本かの子 / 渾沌未分
眠れなくなっちゃって。 夜明けの海辺を散歩したの。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
尋恵は寝入りばなに目を覚ました。一瞬、姑が呼んだのかなと寝ぼけた頭で考えたが、すぐにあり得ないことと気づいた。 上が騒がしい。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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