人の頭と頭の間に見え隠れする、男の背中を追う。
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人通り・人の往来
追う・追われる
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単語の意味
背中(せなか)
背中・・・背の中央。背骨のあたり。動物の胴体の背骨のある側。胸や腹と反対の面で、両肩の間から腰のあたりまでの部分。背(せ)。背面。
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人通り・人の往来の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
人の流れの中で棒杙(ぼうくい)のようになって、しばらくショーウインドーを眺めつづける
内海 隆一郎 / 人びとの情景 amazon
人通りが減っていた。もとからそれほど通行人のいる場所でもなかったが、それにしても少ない。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
人の流れは港内の泡のようにゆっくりと動いていた。
武田 泰淳 / 風媒花 amazon
魚の群のように散歩着の人々が流れて
松谷 みよ子 / 夜「松谷みよ子の本 (第4巻) 童話・詩」に収録 amazon
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追う・追われるの表現・描写・類語(距離のカテゴリ)の一覧 ランダム5
散開して、マル対を遠巻きに囲むようにして尾行する。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
優雅に歩き出したエリカの後ろ姿を、まるで貴婦人に連れられた飼い犬のように泰山は追った。
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
目に見えない糸で縛りつけられたように、美佐子の後について歩き出した。
石坂 洋次郎 / 山のかなたに amazon
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「距離」カテゴリからランダム5
来た方を見ると路 は一すぢずうっと細くついて人も馬ももう丘のかげになって見えませんでした。
宮沢賢治 / ひかりの素足
後続の応援部隊の二台の車両も等間隔で追尾してくる。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
恋人同志のように顔を近づけて
芥川竜之介 / 歯車
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
豊かにもち上がった緑のビロードのような横腹には、数百本の縦の筋が、互いに規則的な距離をへだてて、平行に、その丘の斜面の表面を、上から下の方へ弓形にすべりおりて、くっきりとした大名縞(だいみょうじま)を描き出していた。それは緑色の縞瑪瑙(しまめのう)の切断面である。
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
(サイパンのスーパー)色とりどりの商品はみんな極端にでっかくて、いかにも「体に悪そーう」という趣をたたえていた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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