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墓場の底から出てくるような落胆した声
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 ページ位置:77% 作品を確認(amazon)
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暗い、元気のない声
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......いる。普通、人があんなに眠るはずがないのだ。前日、食事を枕元にそっと置いたら母はびくっと目覚めて、「ああ、あたし、帰ってきちゃったんだわねえ、もう。」 とまるで墓場の底から出てくるような落胆した声で言った。「山の夢見てたわ。」と。 私は朝、思い切って母に内緒で北海道にある母の実家に電話を入れていた。理由は言わず、母もなにか悩みがあるようだし、私も会いたい......
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様々な人間がやってきて僕に語りかけ、まるで橋をわたるように音を立てて僕の上を通り過ぎ
村上 春樹 / 風の歌を聴け amazon
彼が看護婦と何事か話している声が聞こえた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 amazon
感情を押し殺すように言い
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流しすぎた涙のために、力を失って、死んだ鶏のようになっていた
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徳田 秋声 / あらくれ amazon
身体が綿のようになって昏睡病 にかかったような心持ちがした
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平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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