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パーキング・エリア内は暮色が辺りを包み、オレンジ色の街灯が灯っていた。
翔田 寛「真犯人 (小学館文庫)」に収録 ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
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夕方
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前後の文章を含んだ引用
......影響がないためか、日本坂パーキング・エリアはかなり空いていた。尾畑理恵の運転するベンツは、小型車用の駐車場に乗り入れると、すぐに左端の空きスペースに駐車した。 パーキング・エリア内は暮色が辺りを包み、オレンジ色の街灯が灯っていた。周囲を見回すと小型車とトラックを合わせて、三、四十台は駐車しているだろう。 ベンツの車体を左手に見やりながら、柳が覆面パトカーを四十メートルほど奥の二列目の駐車......
単語の意味
暮色(ぼしょく)
暮色・・・夕暮れどきの薄暗い色合い。日が暮れかかった辺りの感じ。日が落ちて、物の輪郭が分からなくなるくらいの、薄暗いようす。また、夕方の景色。
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
部屋の中の家具に塗ってあるニスが濡れ色になって来て、銀色の金具は冷たく曇った。もうたそがれだ。
岡本かの子 / 巴里祭
夕方の香りを含む午後遅くの光が、街を透明に照らしていた。路地のひとつひとつに家々からはみだした植木が薄い影を落としていた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
日がいち早く蝕 まれる
有島武郎 / 生まれいずる悩み
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
東のそらがぼうっと銀いろになって
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
窓の風景から消えてゆく日影に限りない愛惜を持っていた。
梶井基次郎 / 冬の蠅
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