TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 日の入り・日没


カテゴリ検索 単語の意味
黒ずんでいく 黄昏 が、車のテールランプやネオンや電飾板の光を急速に強めていく。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 ページ位置:87% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
日の入り・日没
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......にした。戎橋を渡っている二人の姿を、リバーからもし見られたら困ると思ったからだった。 捨てられたチラシの何枚かが、冷たい風にあおられて御堂筋の歩道を這っていた。黒ずんでいく黄昏が、車のテールランプやネオンや電飾板の光を急速に強めていく。邦彦は道頓堀橋の真ん中で立ち停まり、欄干に凭れて水面を見降ろした。 母が死に、葬儀も済んで、とにかく大学を卒業してしまおうと心を決めた日、新聞広告を捜して、大阪......
単語の意味
黄昏(たそがれ)
黄昏・・・1.夕暮れ。夕闇。日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。暗くなって顔の区別ができないので、「誰そ彼(たそかれ)」つまり「お前は誰か」と尋ねるのが由来。
2.ピークの状態を過ぎてだいぶ衰えたころ。
ここに意味を表示
日の入り・日没の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
黒いとびとびの家に灯がともる。ただ西の空だけが、いまなお長く引いた冷たい黄色い光に明るんでいる。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
しゃ のかかったように れなずむ町
浅田次郎 / オリヲン座からの招待状「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
いつの間にか窓越しの空がかすかに白くなった。
阿刀田 高 / 恋は思案の外「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分