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ゆるやかな坂に沿って並ぶ店のウインドウが、ずらりと夜に浮かぶ
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 ページ位置:14% 作品を確認(amazon)
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夜の街並み
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前後の文章を含んだ引用
......電車に乗って新宿へ出た。 不思議と青く澄んだ、生温かい夜だった。空気はまだ、夏の緑の匂いがした。夕食をすませると私は、駅を西から南へ抜けるモールを歩いて行った。ゆるやかな坂に沿って並ぶ店のウインドウが、ずらりと夜に浮かぶのを、なんとなく見て歩いた。明るく光るディスプレイが続き、いろんなものを売っている。人も、たくさんいる。中央の広場は祭りのようににぎわい、ビルとビルとビルの間に......
単語の意味
沿う・添う・副う(そう)
沿う・添う・副う・・・1.(「沿う」と書いて)長い線状のものの近くを離れずに平行に進む。つたっていく。
2.(「沿う」「添う」「副う」と書いて)期待されるところから外れない状態を保つ。ある基準から離れないようにする。
2.(「沿う」「添う」「副う」と書いて)期待されるところから外れない状態を保つ。ある基準から離れないようにする。
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夜の街並みの表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ビルとビルとビルの間に囲まれた小さな夜空を風が渡って行った。
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
ゆるやかな坂に沿って並ぶ店のウインドウが、ずらりと夜に浮かぶ
吉本ばなな / うたかた「うたかた/サンクチュアリ」に収録 amazon
夜になると通りを走る車のライトと店の灯りで、日中とはまた別の街のように見えた。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
見慣れてきたはずの町並みも、真夜中に和弥さんと二人きり、車に乗って走り抜けると、初めて訪れた見知らぬ町のように思えました。
湊 かなえ「花の鎖 (文春文庫)」に収録 amazon
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眠りの浅い夜を終えて、カーテンの向こうがだんだん光の中へ引きずられ、気が付くと白い世界の中にいる。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
朝が近づいてくる気配が世界中を満たす。光が空の青に溶けて、かすかな輝きが空気の層を白く照らす。
吉本 ばなな / ムーンライト・シャドウ「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
宮沢賢治 / いちょうの実
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