日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 感覚表現 > 光と影 > 車のヘッドライト

TOP > 風景表現 > 外の設備・工作物 > ネオン・イルミネーション

TOP > 風景表現 > 外の設備・工作物 > 看板・標識

TOP > 暮らしの表現 > 乗り物 > 車が走る

（看板）ネオンサインのない看板は、ヘッドライトに照らされる一瞬をはずすとうっかり見過ごしてしまう

この表現が分類されたカテゴリ

車のヘッドライトネオン・イルミネーション看板・標識車が走る

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

ここに意味を表示

車のヘッドライトの表現・描写・類語（光と影のカテゴリ）の一覧ランダム５

自動車が前の森や山の根に強い光を射つけながら追抜いて行く。

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon

ハロゲンライトの青白い光の中だけにあった峠の道。その光の中に突っ込むようにアクセルを踏み、後輪を滑らせてカーブを曲がる。前方を照らす青白い光塊は、追っても追っても先へ逃げた。

吉田修一「悪人」に収録　amazon関連カテ車が走る車のヘッドライト

ヘッドライトが地獄の業火のように目の前で燃えさかる

小池真理子 / 追いつめられて　amazon

さっと流れて来る光のなかへ道の上の小石が歯のような影を立てた。

（看板）ネオンサインのない看板は、ヘッドライトに照らされる一瞬をはずすとうっかり見過ごしてしまう

関連カテネオン・イルミネーション看板・標識車が走る車のヘッドライト

このカテゴリを全部見る

ネオン・イルミネーションの表現・描写・類語（外の設備・工作物のカテゴリ）の一覧ランダム５

（窓に）流れ込むネオンの余光が、部屋の中を赤く青く交互に染めていく。

宮本輝「道頓堀川（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテネオン・イルミネーション歓楽街・盛り場室内に差し込む光

空気は澄（す）みきって、まるで水のように通りや店の中を流（なが）れましたし、街燈（がいとう）はみなまっ青なもみや楢（なら）の枝（えだ）で包（つつ）まれ、電気会社の前の六本のプラタナスの木などは、中にたくさんの豆電燈（まめでんとう）がついて、ほんとうにそこらは人魚の都（みやこ）のように見えるのでした。

宮沢賢治 / 銀河鉄道の夜関連カテネオン・イルミネーション綺麗な、澄んだ空気

夜はおびただしいネオン・サインが、紺飛白（こんがすり）のように、暗い空に光っている。

林芙美子 / めし　amazon

夜の明かりが全て、光る真珠やルビーのように鮮やかに夜景に浮き上がって、澄んだ外気に映って見えた。

吉本ばなな / サンクチュアリ「うたかた／サンクチュアリ」に収録　amazon関連カテネオン・イルミネーション夜景・夜の眺め

長細い店の看板を照らす鈍い門灯の光

このカテゴリを全部見る

看板・標識の表現・描写・類語（外の設備・工作物のカテゴリ）の一覧ランダム５

（看板）ネオンサインのない看板は、ヘッドライトに照らされる一瞬をはずすとうっかり見過ごしてしまう

関連カテネオン・イルミネーション看板・標識車が走る車のヘッドライト

田圃（たんぼ）のここかしこに、俗悪な色で塗り立てた大きな広告看板が連ねて建ててあった。

有島武郎 / 或る女

床屋の看板がねじれた義眼のように、闇の中に冷ややかに浮かんでいた。

村上春樹 / パン屋再襲撃「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ床屋・美容院・髪を切る看板・標識

交通量はごくひっそりとしたものだった。道路に沿って並んだ広告板はがらんとした空白に向けてあてのないメッセージを送りつづけていた。《…略…》広告産業という名の新しい開拓者たちは実に手際良くその大地を切り開いているようだった。

村上春樹「羊をめぐる冒険」に収録　amazon関連カテ看板・標識閑散・人気（ひとけ）がない

産園××とペンキの板がかかっていた。

林芙美子 / 新版　放浪記

このカテゴリを全部見る

車が走るの表現・描写・類語（乗り物のカテゴリ）の一覧ランダム５

いままでの渋滞の憂さを晴らすかのように思い切りスピードを出して

綿矢りさ / かわいそうだね？「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録　amazon関連カテ渋滞車が走る加速する・スピードを上げる

老朽のワゴン車を、まるで我が身をいたわるように運転しながら

吉田修一「悪人」に収録　amazon関連カテ車が走る丁寧に扱う・やさしく扱う

車のエンジン音が風のように過ぎる

（山道を車が走る）背の低い雑木の繁茂が、時折フロントガラスをくすぐり、車体が揺れる度に、泥水の翼が、タイヤの下で驚いたように羽ばたいた。尻に伝わってくる振動には、冒険的なものがあった。

平野啓一郎「ある男」に収録　amazon関連カテ山道・峠道車が走る

申し分なく快適なドライブだった。僕らはカー・ラジオを大きな音でかけ、窓を開けっぱなしにし、海岸沿いのハイウェイを時速一二〇キロで飛ばした。あらゆる場所に光と潮風と花の香りが満ちていた。

村上春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下)　amazon

このカテゴリを全部見る

「外の設備・工作物」カテゴリからランダム５

クリスマスみたいなイルミネーション

産園××とペンキの板がかかっていた。

林芙美子 / 新版　放浪記

目の前の信号が黄色に変わった。突っ切れないこともなかったが車を停めた。

関連カテ車が停まる・ブレーキをかける信号機

小さい鼻の上のロイド眼鏡が正札をつけたように、逞しく見えた。

林芙美子 / 市立女学校「風琴と魚の町」に収録　amazon

ドロドロの苔（こけ）むした暗い風呂場

林芙美子 / 新版　放浪記

「乗り物」カテゴリからランダム５

窓の外を夕方のオレンジに満ちた風景が雑然と流れてゆく。

吉本ばなな / うたかた「うたかた／サンクチュアリ」に収録　amazon関連カテ夕方車窓からの風景

次の編隊がまた西の空から芥子粒けしつぶほどの姿をみせた。

遠藤周作「海と毒薬 (角川文庫)」に収録　amazon関連カテ飛行機・ジェット機遠くに見える・遠ざかる

手おいの猪のような、（客が）こぼれそうな鈴なりの汽車

小島信夫 / 汽車の中「アメリカン・スクール (新潮文庫)」に収録　amazon

材木に、拍子を食って、一なぐりされると、頭のつぶれた人間は、蚤（のみ）の子よりも軽く、海の中へたたき込まれた。

小林多喜二 / 蟹工船

トスカナ丘陵地帯のカーブの多い道をシフトアップとシフトダウンをリズミカルにくり返しながらやすやすと抜けていく

村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録　amazon

「光と影」カテゴリからランダム５

黒光りする甲冑

噴水のある広い場所だ。瀟洒なガス灯のようなものが並んでいる。

伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録　amazon

目を突き刺されてもわからぬほどに暗い

トルストイ / トルストイ民話集人はなんで生きるか他四篇　amazon

窓から強い朝日に押し込まれて来たように、新吉の眼を痛いほど横暴に刺戟する。

岡本かの子 / 巴里祭関連カテまぶしい・まぶしさ朝日・朝の光室内に差し込む光

池の縁を取りまいて若い並木の列がある。町並の家総体が一つの発光体となった今は、それから射出する夜の灯で、これ等の並木は影くろぐろと生ける人の列のようにも見える。並木に浸み剰（あま）った灯の光は池の水にも明るく届いて

岡本かの子 / 雛妓関連カテ街灯・外のあかり夜景・夜の眺め並木道シルエット・影絵

同じカテゴリの表現一覧

外の設備・工作物の表現の一覧　

乗り物の表現の一覧　

光と影の表現の一覧　

風景表現大カテゴリ

表現の大区分