こめかみを押しつけるような冬山の森厳な沈黙
大仏 次郎 / 雪崩 (1953年) 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
山
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
森厳(しんげん)
冬山(ふゆやま)
顳顬・蟀谷(こめかみ)
森厳・・・気を引き締めずにはいられないほど、おごそかで近寄りにくい。
冬山・・・1.冬の山。冬、草木が枯れたの山。
2.冬に登山の対象となる山。
2.冬に登山の対象となる山。
顳顬・蟀谷・・・頭蓋の側頭部のあたり。耳の上で、目のわき、髪の生え際のところ。この部分には下顎骨につく側頭筋があって、歯をかみしめると動く。米を噛むと動くところ(米噛)だからいう。顳顬(しょうじゅ)。
ここに意味を表示
山の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
向うの山々が鋭い剣のような姿をみせ
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
立山の、灰色の頂だけが、はるか前方の空中で雲かと見まごうばかりに浮かんでいる。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
山裾がほとんど切り立って見えるほどの急角度で、谷へ向かって雪崩れ込んでいる
高井 有一 / 北の河 amazon
このカテゴリを全部見る
「地上・陸地」カテゴリからランダム5
赤い火の色が麓の方へ降りて行って、山の姿の半分位までが、明るく光り出した時分には、要の頂上は、瑪瑙(めのう)を磨き立てた様な色になっていた。
内田 百けん / 東京日記「東京日記 他六篇 (岩波文庫)」に収録 amazon
倒れた身体の上に雲のような土がどっと落ちてきた
林 房雄 / 青年 (1964年) amazon
同じカテゴリの表現一覧
地上・陸地 の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ