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星の散らばる空
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:29% 作品を確認(amazon)
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夜空
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......配を嗅ぐことができる。都会にはない、匂いの殺ぎ落とされぶりだ。 ちょっと山小屋から離れただけで、手を伸ばせば指先が黒く染まりそうなほど暗闇が立ちこめているなか、星の散らばる空がもっとも明るかった。「きれい、星。すごい数だね」「ずっと空を見上げてると、首が痛くなっちゃうね。亜美、二人で寝転んじゃおうよ」 亜美ちゃんの持ってきたひざ掛け......
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空は濃青に澄 み澱んで、小鳥は陽の光を水飴のように翼 や背中に粘 らしている朝があった。
岡本かの子 / 金魚撩乱
明るさは急速に増しつつあった。林に行き着き振り返ると、空は既に 茜 から青に移り、遥かに雲に閉された中央山脈の主峰の前に、 端山 が緑を現わし始めていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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