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朝起きるとできるだけ時間を稼ぐかのようにベッドの中でぼんやり過ごし
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......だ光に閉じ込められていた。いつまでたっても街が冬の名残りから抜け出せないでいた。 わたしの生活もそういう季節の澱みに巻き込まれ、ぐるぐる同じところを漂っていた。朝起きるとできるだけ時間を稼ぐかのようにベッドの中でぼんやり過ごし、それから簡単な朝食を作って食べた。昼間はほとんどパッチワークをしていた。テーブル一面に端切れを並べ、一枚一枚縫い合わせてゆく、たったそれだけの作業だ。夕食もま......
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魚屋の魚のように淋しい寝ざめなり。
林芙美子 / 新版 放浪記
睦子が目をあけた。その目はすぐ私を見たが、まだガラス玉のようで、それからゆっくり光が満たされて来て、睦子は微笑した。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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だらだら暮らすの表現・描写・類語(暮らし・生活のカテゴリ)の一覧 ランダム5
真空の時間の中に、わたしはかいこのように閉じこもっている。
小川 洋子 / ドミトリイ「妊娠カレンダー (文春文庫)」に収録 amazon
そこには、ベッドの中で寝そべり、セックスをむさぼるだけで、暖かいスープを煮る根気もなく、部屋の掃除にも興味を抱くことのできぬ巨大な肉塊がころがっているだけ
池波 正太郎「食卓の情景 (新潮文庫)」に収録 amazon
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老夫婦の淡い愛情と静かさに満ちた生活
佐藤春夫 / 美しき町 amazon
顔を合わせている短い時間は今までになく静かで波風ひとつ立たない。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
(夢は)浮かぶ端から、手がかりのないつるりとした意識の斜面を虚無の領域に向けて滑り落ちていった
村上 春樹 / 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 amazon
真夜中ぱっちりと突然目が覚めることがあった。 そういうときは、まるで電気をつけられたかと思うくらいぱっと目が覚める。
吉本 ばなな「アムリタ(上) (新潮文庫)」に収録 amazon
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