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鉛筆をなめり、なめり書いた手紙
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:32% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......積船が来たら托送 しようと、同じ苗字 の女名前がその宛 先きになっている小包や手紙が、彼等の荷物の中から出てきた。そのうちの一人の荷物の中から、片仮名と平仮名の交った、鉛筆をなめり、なめり書いた手紙が出た。それが無骨な漁夫の手から、手へ渡されて行った。彼等は豆粒でも拾うように、ボツリ、ボツリ、然 しむさぼるように、それを読んでしまうと、嫌 なものを見てしまった......
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手紙を遠い過去をいじるように指先でさわる
大庭 みな子 / がらくた博物館 amazon
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闇 がくるまでガルペと私とは二匹の犬のように船荷の間に体をすりよせてかくれました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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博士のいつもの筆跡だった。全体的に丸みを帯び、所々鉛筆がかすれていながら、雑な雰囲気はなく、むしろ記号の形や0の合わせ目には丁寧さが感じられる。用紙の面積に比べ、数式は小さめで、真ん中よりやや上に、慎ましやかに記されている。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
墨跡もかすれひどく崩れた書体だが、眺めているうちに読むことができた。
阿刀田 高 / サン・ジェルマン伯爵考「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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幅広の扁平足に踏みひろげられた薄茶色のスリッパ
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
林芙美子 / 新版 放浪記
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