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(ウサギをなでていると)背骨一個一個の形、あばら骨のカーブの角度、脚の筋肉と腱の弾力、頭蓋骨の窪みの数、舌の湿り具合、心臓の輪郭等々、ウサギに関わるあらゆる部分を掌で感じ取れるようになった。
小川 洋子 / 盲腸線の秘密「口笛の上手な白雪姫」に収録 ページ位置:60% 作品を確認(amazon)
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撫でる・さする・こする
愛撫(前戯)
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前後の文章を含んだ引用
......の先端をつまみ、上から下へ、下から上へ、盲腸線を行き来するように、意味あり気に人差し指で撫でてみたかった。けれど曾祖父の警告を思い出して我慢した。 やがてひ孫は背骨一個一個の形、あばら骨のカーブの角度、脚の筋肉と腱の弾力、頭蓋骨の窪みの数、舌の湿り具合、心臓の輪郭等々、ウサギに関わるあらゆる部分を掌で感じ取れるようになった。そのうちのどれが赤ちゃんを産むのに必要なのか、思いを巡らせた。ただし彼に分かるのは、それらすべてが自分よりもずっと温かいということだけだった。「さあ、赤ちゃんを......
単語の意味
手の平・掌(てのひら)
足・脚・肢(あし)
手の平・掌・・・手首から先の、物を握ったときに内側になる面。掌(たなごころ)。
足・脚・肢・・・1.動物の胴体の下から左右に分かれて伸びている部分で、歩いたり体を支えるのに用いる部位。とくに、足首から下の部分をさすこともある。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
2.台を支える棒状の部分。物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分や、物の下や末端部分。「テーブルの足」
3.歩くこと。走ること。また、その能力。「足が速い選手」
4.行くこと。また、来ること。また、そうするための手段や乗り物。「客の足がとだえる」「足の便がいい」
5. 餅(もち)などの粘り。こし。
6.損失。欠損。借金。また、旅費。
7.その他、足の形や動きから連想されできた表現として、
・食べ物の腐りぐあいや、商品の売れ行き。「足がはやい」
・(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「灬(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
・雨や雲、風などの動くようす。「細い雨の足」
・(足)過去の相場の動きぐあい。
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