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縮緬ちりめんの二枚重ねを畳へり付けながら這入はいって来る。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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ものが擦れる音 足音・靴音
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前後の文章を含んだ引用
......飛び上るほど鳴って「御免なさい」と鋭どい女の声がする。迷亭と主人は思わず顔を見合わせて沈黙する。  主人のうちへ女客は稀有けうだなと見ていると、かの鋭どい声の所有主は縮緬ちりめんの二枚重ねを畳へり付けながら這入はいって来る。年は四十の上を少ししたくらいだろう。抜け上ったぎわから前髪が堤防工事のように高くそびえて、少なくとも顔の長さの二分の一だけ天に向ってせり出している。眼が切り通......
単語の意味
縮緬(ちりめん)
縮緬・・・縮ませて表面に細かいしわを作った絹織物。
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村上春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート(タクシーに乗った男) amazon
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