対立・敵対の比喩表現の例文 一覧

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対立・敵対の比喩を使った文章の一覧(57件)
小鳥が石つぶての雨のように襲いかかる
飯田 栄彦 / 昔、そこに森があった amazon
犬の噛みあいのような勝負
武者小路 実篤 / 友情 amazon
喉元を短剣で突きつけられているよう
泉 優二 / さよならと言ってくれ amazon
利害の溝をはさんで牙をむき合う対立
高橋 和巳 / 我が心は石にあらず amazon
老婦人は顔を伏せてちぢこまっているが、別にしょんぼりしている様子でもない。四十年も五十年もこの調子でどなりつけられてきて、何も感じなくなっているのだろう。(略) (婆さんが言う)「すみませんねえ。うるさい、きたない年寄りで……」 テーブルの下の棚から、やっと「突き匙」が出てきたときには、吉田老は怒り過ぎたのか、いささかぐったりとしていた。姿勢をしゃんと正さず、半分起きた状態で果物を口に運ぶために、喉仏から鎖骨のあたりに果汁がぼたぼたこぼれ落ちる。婆さんはそれを見て、またしきりに〝きたない〟〝きたない〟と繰り返すのだった。 最初のうち、おれはこの老夫婦の会話をほほえましく聞いていたのだ。昔ながらの封建的だが駄々っ子のような亭主と忍従型の老妻とのやりとりとして。 誤算だった。 婆さんの顔は、押さえきれない喜びに輝いていた。 婆さんは、いまやじっくりと復讐を楽しんでいるのだった。愚鈍を装って、傲慢な夫の神経に、一本一本細い針を突き立てている。ののしられ、婢(はしため)あつかいされ続けたこの半世紀の間、婆さんはじっとこの日を待ち続けて耐えてきたのだろう。いまや、吉田老に残された武器は、どなり慣れた口だけだ。それも所詮は空砲だ。婆さんはいま、案山子の正体を知ったカラスになって、じわじわと一本足の吉田老に近づいていくのだった。
中島 らも / 今夜、すベてのバーで amazon
矢玉の雨に砕かれて
山田 美妙 / 武蔵野 amazon
相撲のような心持のいい喧嘩
夏目 漱石 / 坊っちゃん amazon
雨のふるよなてっぽう玉のくる中に
島崎 藤村 / 夜明け前 01 第一部上 amazon
望楼のようなトーチカ
火野 葦平 / 麦と兵隊 amazon
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