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連絡がない間ずっと胸に大きな石がつかえているみたいだった。
宮下 奈都「羊と鋼の森 (文春文庫)」に収録 ページ位置:70% 作品を確認(amazon)
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苦痛(精神的なつらさ)
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前後の文章を含んだ引用
......ほっとした。「またよろしくお願いします」「こちらこそ」 柳さんもにこやかに答える。「また調律に呼んでいただけてうれしいです」 後ろで僕も頭を下げる。ほんとうに、連絡がない間ずっと胸に大きな石がつかえているみたいだった。それが、ようやく動いた。 ピアノのある部屋へ通されて、「何かリクエストはありますか」 柳さんが聞く。「おまかせします」 ふたごは声を揃えた。「では、何かありまし......
単語の意味
胸(むね)
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(街に出掛けたが)舗道が早くも疲労ばかりしか与えなくなりはじめる
梶井基次郎 / 冬の日
決して心の楽しむ事のない絶望的な憂鬱
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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火にかざしたスルメのようにひっくりかえって悶絶する
藤枝 静男 / 或る年の冬 或る年の夏 amazon
金持ちの家風にペコペコ頭をさげる事は、腹を切るより切ない事だ。
林芙美子 / 新版 放浪記
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(日記の)全体が持っている悲しい心が、通って行く雲の影のように彼の胸を閉ざして行った。
大仏 次郎 / 宗方姉妹 (1954年) amazon
今の自分は笑っている時でさえも左胸の異物感に怯えているのだ。ティエンは時折、無理をして笑った。そうすると、その異物感は、こつんこつんと胸を叩き、彼に憂鬱を忘れないよう自己主張するのだった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
受話器を置いた財前は、がっくりと頭を垂れた。敗北感がじわじわと胸に広がってくる。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
祖父江の死に目に会えないかもしれないということ、助かっても後遺症でギターはもう弾けないのではないかということなど、様々な考えが 一時 に溢れ出して、胸がいっぱいになった。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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石のように固いものが縮まるような重い痛み
干刈 あがた / しずかにわたすこがねのゆびわ amazon
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