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そこでは、いっさいの悪が、眼底を払って、消えてしまう。が、人間の悲しみだけは、――空をみたしている月の光のように、大きな人間の悲しみだけは、やはりさびしくおごそかに残っている。
芥川龍之介 / 偸盗 ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
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わだかまり(もやもやした嫌な気分) 残る・余る
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前後の文章を含んだ引用
......つつながら夢を見た。人間の苦しみを忘れた、しかもまた人間の苦しみに色づけられた、うつくしく、いたましい夢である。(涙を知らないものの見る事ができる夢ではない。)そこでは、いっさいの悪が、眼底を払って、消えてしまう。が、人間の悲しみだけは、――空をみたしている月の光のように、大きな人間の悲しみだけは、やはりさびしくおごそかに残っている。…… なよや、末の松山 波も越えなむや 波も越えなむ  歌の声は、ともし火の光のように、次第に細りながら消えていった。そうして、それと共に、力のない呻吟しんぎんの声が、やみを誘う......
単語の意味
眼底(がんてい)
厳か(おごそか)
眼底・・・眼球の奥の面。目玉の内部の後ろ側。網膜のある部分。
厳か・・・普段とは違うきちんとした雰囲気で、近寄りにくいさま。静かで落ちついていて、真剣にならずにいられない雰囲気があるさま。ふざけてはいけないような雰囲気。
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時計のような正確さ
伊藤 整 / 氾濫 amazon
(階段の)下から吹き上げてくる風が水島の髪を逆立て、十和子のスカーフを舞い上がらせる。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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