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どんづまりの世界は、光明と紙一重で、ほんとに朗か
※備考※ 生きにくい世の中で触れた優しさ
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:4% 作品を確認(青空文庫)
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優しい愛情を感じる(包まれる)
心が和む・癒される・優しい気持ちになる
世知辛い・生きにくい世の中
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前後の文章を含んだ引用
......き山海の珍味である。合計十二銭也を払って、のれんを出ると、どうもありがとうと女中さんが云ってくれる。お茶をたらふく呑んで、朝のあいさつを交わして、十二銭なのだ。どんづまりの世界は、光明と紙一重で、ほんとに朗かだと思う。だけど、あの四十近い労働者の事を思うと、これは又、十銭玉一ツで、失望、どんぞこ、墜落との紙一重なのではないだろうか――。 お母さんだけでも東京へ来てく......
単語の意味
光明(こうみょう)
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