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サユリはふわりと腰を降した。ドレスの裾はこうもり傘のように拡がった。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 ページ位置:15% 作品を確認(amazon)
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座る(動作)
スカート
ドレス
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前後の文章を含んだ引用
......身に着けたまま、入口のドアから続く居間の柱に片腕をかけて寄りかかっていた。もう一方の手には古びたワインの瓶が握られている。 座ったまま見上げているティエンの側にサユリはふわりと腰を降した。ドレスの裾はこうもり傘のように拡がった。「今日、あんた、あたしのことをにらみつけてたでしょう」「そんなことないよ」 ティエンは気弱な調子で、そっぽを向いて答えた。力ずくで奪うことまで考えていたというの......
単語の意味
腰(こし)
腰・・・1.胴体の下の方の部分で、上体と下肢(かし)をつなぐ部分。座る姿勢をとったとき、骨盤あたりの折り曲がる部分を漠然という。ウエスト。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
2.衣服やはかまの腰にあたる部分。
3.あらゆる物の、腰に相当する部分。中ほどより少し下の部分。
4.紙や布などの、しなやかで破れにくい性質。
5.餅(もち)や粉などの、粘りや弾力。
6.刀や袴など、腰につけるものを数えるときの単位。「刀ひと腰」「袴ひと腰」
7.何かをする際の姿勢や構え。「及び腰」「けんか腰」など。
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