ぺたぺたと足音をたてる。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 ページ位置:54% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
足音・靴音
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......すと、愛子の言い訳を聞くより早く、さっさと歩きだしてしまう。「またあの車の中に戻るのか~あとどれくらいだろ~」 夜空に向かって両腕を思いっきり伸ばしながら、碧がぺたぺたと足音をたてる。もう何度見たかわからないその後ろ姿を、愛子は、ぼうっと見つめた。 私は、ひとりになりたくて、携帯に届いているであろうメールをひとりで読みたくて、下手くそなウソを......
ここに意味を表示
足音・靴音の表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
乱軍のような足音が甲板に沸き立つ
本庄 陸男 / 石狩川 amazon
靴底がコツコツと気持の良い音を立てていた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
犬の駆ける足音が大地をゆるがせて
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 amazon
巨大なしいの枝が砂山が崩れ落ちる時のような音を立てて頭上で風に揺れた。
村上 春樹「羊をめぐる冒険」に収録 amazon
ザ、ザ、ザッ――と野分のように、男女のうしろで、草が鳴った。
吉川英治 / 野槌の百
「歩く・歩き方」カテゴリからランダム5
スチール机の硬さを音にしたような靴音
中沢 けい / 野ぶどうを摘む amazon
朝から晩まで部屋の中を、檻の中のライオンのように歩いている様子だった。
林 芙美子 / 茶色の目「林芙美子全集〈第15巻〉茶色の目 (1952年)」に収録 amazon
自分の足が輪っかにでもなってしまったようにトットトットと足が動く
高橋 三千綱 / 涙 amazon
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
歩く・歩き方 の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ