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反射的に枕もとの目覚まし時計に目をやった。とても大きな針で、夜光塗料もしっかり塗られているはずなのだけれど、なぜか数字が読みとれなかった。網膜に映しだされたイメージと、それを受け取って分析する脳の部位がかみあっていないのだ。おばあさんが針に糸を通せないみたいに。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 ページ位置:11% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......末は心ゆくまで眠るつもりだった。そこに電話のベルが鳴りだしたのだ。夜明け前に。「寝てた?」とすみれは探るように言った。「うむ」とぼくは小さな声でうなった。そして反射的に枕もとの目覚まし時計に目をやった。とても大きな針で、夜光塗料もしっかり塗られているはずなのだけれど、なぜか数字が読みとれなかった。網膜に映しだされたイメージと、それを受け取って分析する脳の部位がかみあっていないのだ。おばあさんが針に糸を通せないみたいに。ぼくになんとか理解できたのは、あたりがまだ真っ暗で、それはかつてスコット・フィッツジェラルドが「魂の暗闇」と呼んだ時刻に近いらしい、ということくらいだった。「も......
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
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林芙美子 / 新版 放浪記
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光のなかにあるようにかすんでいる。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
暗い光の中にぼんやりしていた。
野間 宏 / 暗い絵「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon関連カテぼんやり見える明るさ、暗闇に目が慣れる
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柔らかな眠けをそっとひきずって
吉本 ばなな / キッチン「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
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