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渡り廊下に射す光の加減で、日が空の高いところへ昇ろうとしているのが分かるが、日差しはどうしても店の奥にまでは届いてこない。
小川 洋子 / 亡き王女のための刺繡「口笛の上手な白雪姫」に収録 ページ位置:96% 作品を確認(amazon)
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室内に差し込む光
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......て……」 りこさんが更に図案集をめくる。ページのめくれる微かな風に乗って、どこからともなく埃が舞い上がる。私はよだれかけの紐を蝶々結びにし、解き、また結び直す。渡り廊下に射す光の加減で、日が空の高いところへ昇ろうとしているのが分かるが、日差しはどうしても店の奥にまでは届いてこない。りこさんと私、二人は薄ぼんやりした暗がりに包まれている。「もう決めているの」 私は図案集を閉じる。「こんなものを見なくても、刺繡してほしい図柄はちゃんと……」 ......
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日差し・陽射し(ひざし)
日差し・陽射し・・・大陽の光。日光。太陽が照りつけること。
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白い光にまみれた教室
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
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広くてシンプルな庭だった。芝生がなだらかな斜面を作って広がり、ところどころに木立が配されていた。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
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曇りガラスの格子戸越しに、月の光があった。
向田邦子 / りんごの皮「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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