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空を見上げると赤と紫が妙に美しく混ざり、この空とおなじような色のビー玉を子供のころに持っていたことを思い出した。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 ページ位置:22% 作品を確認(amazon)
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夕焼け
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前後の文章を含んだ引用
......えさせた。「夕焼けでさ、太陽が大きすぎて怖いときあるよね」と沙希が言った。「あった。犬、めっちゃ吠えてた」「あるよね、よかった。嬉しい」といって沙希は笑った。 空を見上げると赤と紫が妙に美しく混ざり、この空とおなじような色のビー玉を子供のころに持っていたことを思い出した。緑や赤の単色のものよりも高価なビー玉だった。最後は校舎の壁に投げて粉々にしてしまったビー玉だ。一緒に遊んでいた近所の年上にうながされたとはいえ、断ろうと思えば断......
単語の意味
妙(みょう)
見上げる(みあげる)
玉・珠(たま)
紫(むらさき)
妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
見上げる・・・1.下から上のほうを見る。
2.立派だなぁ、と感心する。
2.立派だなぁ、と感心する。
玉・珠・・・1.丸いもの。丸くまとめられたもの。ボール。
2.丸い宝石や真珠。
2.丸い宝石や真珠。
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遥かの山の空はまだ、夕焼けの名残の色がほのか
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