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外に出るといつの間にか夕暮の光があかあかと照り、
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:68% 作品を確認(amazon)
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夕方
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前後の文章を含んだ引用
......かしておくのかもわからなかった。しかし今はその理由をあれこれと穿鑿することも物憂く、けだるかった。「ここじゃ」 汗を掌でぬぐいながら通辞は駕籠をとめ簾をあげた。外に出るといつの間にか夕暮の光があかあかと照り、牢舎で彼の世話をしてくれる番人がいた。やはり道中、自分の逃亡を怖れてついてきたにちがいない。 石段の上に、山門があった。夕陽にかがやいた山門の背後にさして大きく......
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
美しい夕焼雲が空を流れていた。日を失った街上には早や夕暗 が迫っていた。
梶井基次郎 / 雪後
午後はようやく終り、夕暮の光と溶けあい、坂路の左にある大きな赤い寺の屋根がキラキラと輝いた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
ある生暖 かい日の暮れ
芥川龍之介 / 河童
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
完全に暮れきっていない空は、濃い紫で、西の山際は、まだほのかに明るかった。
あさの あつこ「ガールズ・ブルー (文春文庫)」に収録 amazon
バラの花びらをすかしてみるような夜あけの光
庄野 英二 / 星の牧場 amazon
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