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午後はようやく終り、夕暮の光と溶けあい、坂路の左にある大きな赤い寺の屋根がキラキラと輝いた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 ページ位置:76% 作品を確認(amazon)
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夕方
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前後の文章を含んだ引用
......くことを彼は心から祈った。 役人たちが鞭をあげて群集の一部を両側に追いやった。蠅のように集まっていた彼等は温和しく押し黙り、不安な眼で帰路につく一行を見送った。午後はようやく終り、夕暮の光と溶けあい、坂路の左にある大きな赤い寺の屋根がキラキラと輝いた。町のすぐむこうに見える山がひときわはっきり浮びあがる。この時も、馬糞と小石とが飛んできて司祭の頰にあたった。 馬の横を歩きながら通辞は、諭すように幾度もくりかえ......
単語の意味
坂路(はんろ)
坂路・・・1.さか道。
2.競馬において、坂を利用した調教コース。
2.競馬において、坂を利用した調教コース。
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溪間を冷たく沈ませてゆく夕方
梶井基次郎 / 冬の蠅
輪郭の光ったビルがずらっとそびえていて、ギラギラと西日が 射していて
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
朝の淡い光が窓のカーテンを染め、タフな都会の鳥たちが目を覚まして一日の労働を始める
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
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