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眼の前のほのぐらい空間の一点に眼を据えて、何事か考え込んでいた。
野間宏 / 第三十六号「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 ページ位置:82% 作品を確認(amazon)
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前後の文章を含んだ引用
......は第百一号が足を座席の下に引き、長い顎を右の方に延して窓の外の暮色に眼を向けていた。第三十六号は、その右隣に、手錠のはまった両手を上衣の下に引き入れ、肩をすぼめ眼の前のほのぐらい空間の一点に眼を据えて、何事か考え込んでいた。 闇のまといついたその顔は、大きく開かれ動くことなくその大きさをいつまでも保っている眼だけを残して、ぼんやりした輪郭をくらい車内の空気の中に浮かべている。がやが......
単語の意味
据える(すえる)
据える・・・1.物をその場所に置いて動かないようにする。「機械を据える」
2.落ち着かせる。座らせる。「腰を据える」
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