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男の人にすがりたくなっていた。
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:4% 作品を確認(青空文庫)
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寄り掛かる・もたれる・身を預ける
寂しい
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前後の文章を含んだ引用
......してあげようと云う先生の言葉だったけれど、その手紙は薄ずみで書いた断り状だった。 文士って薄情なのかも知れない。 夕方新宿の街を歩いていると、何と云うこともなく男の人にすがりたくなっていた。(誰か、このいまの私を助けてくれる人はないものなのかしら……)新宿駅の陸橋に、紫色のシグナルが光ってゆれているのをじっと見ていると、涙で瞼 がふくらんできて、私は......
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人と肉体をふれ合わせて、同じ素材でできた自分以外の宇宙と寄り添う
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
風に吹かれた衣のように円木の壁にしなだれかかる
横光利一 / 日輪
電車のなかで自然に肩に頭を寄せられるときの甘い重み。
綿矢 りさ / 亜美ちゃんは美人「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
ドアをあけて庄治を迎え入れると、大木が倒れるように黙って汗ばんだ体をもたせかけてくる。
向田邦子 / だらだら坂「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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幹の真ん中あたりに蟬のようにへばりついた
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 amazon
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