TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 日の入り・日没


カテゴリ検索 単語の意味
ふたりが黙っていた数分のあいだに、太陽はすっかり沈んでいった。最後のオレンジの光が雲に消えるまでじっと見ていた。  そして反対側からは満月が椰子の木の間からすうっと昇ってきていた。
よしもとばなな / 銀の月の下で「まぼろしハワイ」に収録 ページ位置:53% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
日の入り・日没
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......の光に照らされていた。「わかるわかる。映画の見過ぎ。」 私は笑った。「でも、もちろん映画を創った人にもそもそもそういうイメージがあったんでしょうね。」 それからふたりが黙っていた数分のあいだに、太陽はすっかり沈んでいった。最後のオレンジの光が雲に消えるまでじっと見ていた。 そして反対側からは満月が椰子の木の間からすうっと昇ってきていた。 まるで真珠みたいだねと言い合いながら、今度は海に背を向けてしばしお月見をした。暗くなってきたら、浜は彼岸の世界みたいにしんと不思議な光に満ちてきた。ここからは......
単語の意味
木の間(このま)
満月(まんげつ)
木の間・・・立ち並んでいる木と木の間。
満月・・・月が地球から見て、太陽と正反対の方向にある瞬間。また、このときに月の前面がまんまるに輝いて見える現象。もしくは、このときの月の形。望(ぼう)。望月(ぼうげつ・もちづき)。盈月(えいげつ)。十五夜の月。⇔ 新月(しんげつ)。
ここに意味を表示
日の入り・日没の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
夕方の金の 陽射しにさらされた緑の芝。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分