TOP > 感覚表現 > 音の響き > 聴く・耳を傾ける

TOP > 人物表現 > 動作・仕草・クセ > 本を読む・読書


カテゴリ検索 単語の意味
(朗読を聞いた後も)しばらく目を閉じ、やさしく呼吸をしていた。まるで文章の余韻に身を浸しているみたいに。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
聴く・耳を傾ける 本を読む・読書
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
余韻・余韵(よいん)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
余韻・余韵・・・1.余(あま)った韻(いん[=似たような響き])。余った音。鐘をついた後などにある、音が鳴り終わった後にも残っている響き。「韻」と「韵」はどちらも訓読みで「ひび(き)」と読め、「音」を意味する字。「余音」とも書く。余響(よきょう)。
2.1が転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉で直接あらわされていない趣(おもむき)。余情(よじょう)。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
ここに意味を表示
聴く・耳を傾けるの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
燐太郎は食事の後片付けの手をとめ、話を聞く顔になった。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
(風呂の中で音楽を聴きながら考える)意識の半分を空っぽにして休ませ、残りの半分で考え事をした。そしてダヴィッド・オイストラフの演奏するシベリウスの音楽は、主にその空っぽの領域を通り過ぎていった。そよ風のように広く開け放たれた入り口から入り、広く開け放たれた出口から出ていった。音楽の聴き方としてはあまりほめられたものではないかもしれない。《…略…》音楽を右から左に聴き流しながら、意識の空っぽではない方の半分でとりとめもなく思考を巡らせた。そういうとき、彼は対象を限定することなくものを考えるのが好きだった。犬たちを広大な野原に放つように、意識を自由に駆けめぐらせるのだ。どこでも好きなところに行って、なんでも好きなことをしてくればいいと彼らに言って、あとは放っておく。彼自身は首まで湯につかり、目を細め、音楽を聴くともなく聴きながらぼんやりとしている。犬たちがあてもなくはねまわり、坂道を転げまわり、飽きることなく互いを追いかけ合い、リスをみつけて無益な追跡をし、泥だらけになり草だらけになり、遊び疲れて戻ってくると、牛河はその頭を撫で、また首輪をつける。その頃には音楽も終わっている。
このカテゴリを全部見る
本を読む・読書の表現・描写・類語(動作・仕草・クセのカテゴリ)の一覧 ランダム5
このカテゴリを全部見る
「動作・仕草・クセ」カテゴリからランダム5
「音の響き」カテゴリからランダム5
トタン屋根にそうぞうしくあたる雨脚
林芙美子 / 新版 放浪記
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
動作・仕草・クセ の表現の一覧 
音の響き の表現の一覧 
人物表現 大カテゴリ
表現の大区分