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ゴム底の靴なので足音はほとんど聞こえない

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足音・靴音

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さらさらと爪先をするような足音

犬の駆ける足音が大地をゆるがせて

綿矢りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録　amazon

ぺたぺたと足音をたてる。

朝井リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録　amazon

跫音は高く天井に反響した。

宮本百合子 / 伸子

靴音は遠ざかって行くように大きく響いた。

吉本ばなな / らせん「とかげ (新潮文庫)」に収録　amazon関連カテ足音・靴音鳴り響く・轟く

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音律不たしかな切な屁（へ）のような歌

幸田露伴 / 連環記　amazon

松のざわめき

するとその時である。月にほのめいた両京二十七坊の夜の底から、かまびすしい犬の声を圧してはるかに戞々（かつかつ）たる馬蹄（ばてい）の音が、風のように空へあがり始めた。

芥川龍之介 / 偸盗

ときおり海の匂いのする風が吹き渡り、松の枝が涼しげな音を立てる

関連カテ風の音草木のざわめき

虫が鳴いているような騒々しさ

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子どもたちは、子鹿のようにかけだした。

小出正吾 / ジンタの音「小出正吾児童文学全集 (3)」に収録　amazon関連カテ子供走る・駆け回る

ザブザブと浅瀬を歩く

（落葉の上を歩く）足を動かすたびに、落葉が乾いた音をたてた。《…略…》そのあとわたしたちは、ほとんど何も喋らずにただ落葉を鳴らしていた。

小川洋子 / 完璧な病室「完璧な病室 (中公文庫)」に収録　amazon関連カテ足音・靴音枯れ葉・葉が散る

（ぶきみな家庭教師がやってくる）今まで聴いたことのない重々しい軋みが、廊下を近付いてきた。

浅田次郎 / 悪魔「鉄道員（ぽっぽや） (集英社文庫)」に収録　amazon

イナゴみたいにあちこちを飛び歩く

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