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土間のまん中ではほだが赤く燃えてゐました。日光の棒もそのけむりのために青く見え、またそのけむりはいろいろなかたちになってついついとその光の棒の中を通って行くのでした。
宮沢賢治 / ひかりの素足 ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
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室内に差し込む光 けむり
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前後の文章を含んだ引用
......た。  もうすっかり夜があけてゐたのです。  小屋の隅から三本の青い日光の棒が斜めにまっすぐに兄弟の頭の上を越して向ふのかやの壁の山刀やはむばきを照らしてゐました。  土間のまん中ではほだが赤く燃えてゐました。日光の棒もそのけむりのために青く見え、またそのけむりはいろいろなかたちになってついついとその光の棒の中を通って行くのでした。 「ほう、すっかり夜ぁ明げだ。」一郎はひとりごとをひながら弟の楢夫ならをの方に向き直りました。楢夫の顔はりんごのやうに赤く口をすこしあいてまだすやすやねむって居ました......
単語の意味
日光(にっこう)
日光・・・日の光。大陽光線。
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