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塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。
太宰治 / 走れメロス ページ位置:82% 作品を確認(青空文庫)
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夕日・西日
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前後の文章を含んだ引用
......は、どうでもいい。メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。見える。はるか向うに小さく、シラクスの市の塔楼が見える。塔楼は、夕陽を受けてきらきら光っている。 「ああ、メロス様。」うめくような声が、風と共に聞えた。 「誰だ。」メロスは走りながら尋ねた。 「フィロストラトスでございます。貴方のお友達セリヌンティウス様の......
単語の意味
夕日・夕陽(ゆうひ)
夕日・夕陽・・・夕方の太陽。入り日(いりひ)。
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夕陽が麦畑の上に赤い玉になって落ちて行く。
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
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あたりには何の物音もない。なんだかまるで午睡(シエスタ)の時間みたいだなと僕は思った。人も動物も虫も草木も、何もかもがぐっすりと眠りこんでしまったみたいに静かな午後だった。
村上 春樹 / ノルウェイの森 上 amazon
午後はようやく終り、夕暮の光と溶けあい、坂路の左にある大きな赤い寺の屋根がキラキラと輝いた。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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