TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夕方
TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夜
濃紺に染まりつつある西の空
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:78% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
夕方
夜
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......ち、町が消えたことを。その時に、自分が一度死んだことを。三葉にとって、今夜は再演の夜なのだ。「来た……」 三葉が空を見て、かすかに震えた声で呟く。視線を追うと、濃紺に染まりつつある西の空に、長く尾を引くティアマト彗星の姿がうっすらと浮かびはじめている。「大丈夫、まだ間に合う」俺は自分に言い聞かせるように、強く言う。「うん、やってみる。……あ、カ......
単語の意味
濃紺(のうこん)
濃紺・・・濃い紺色。ネイビー。
ここに意味を表示
夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
夕方の香りを含む午後遅くの光が、街を透明に照らしていた。路地のひとつひとつに家々からはみだした植木が薄い影を落としていた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
溪間を冷たく沈ませてゆく夕方
梶井基次郎 / 冬の蠅
このカテゴリを全部見る
夜の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
道が暗いのでハーモニカを吹きながら家へ帰った。
林芙美子 / 新版 放浪記
このカテゴリを全部見る
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
午後の空はいく分夕べのかげりを帯びていたが、やはり無気味なほど蒼かった。
阿刀田 高 / 蒼空「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
店の外に出ると、染料を流し込んだような鮮やかな夕闇があたりを包んでいた。空気を吸い込んだら、そのまま胸まで染まってしまいそうな青だった。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
遠い山々が雪が煙ると見えるような柔らかい乳色につつまれる
川端 康成 / 雪国 amazon
重い気が籠った闇夜 である。
岡本かの子 / 雛妓
同じカテゴリの表現一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
風景表現 大カテゴリ