TOP > 風景表現 > 時間帯(朝・昼・夜) > 夕方
輪郭を夕闇に溶かし、ただの濃い影となった建物
この表現が分類されたカテゴリ
影
夕方
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
夕闇(ゆうやみ)
夕闇・・・日が沈んで、月が出るまでの間の薄い暗闇。夕方、月がなくて暗いこと。
ここに意味を表示
影の表現・描写・類語(光と影のカテゴリ)の一覧 ランダム5
影法師が行灯(あんどん)の紙に途方もなく大きく映る
中 勘助 / 銀の匙 amazon
光が樹木に遮られて壁に作る黒ずんだ意匠
丸谷才一 / 樹影譚 amazon
家や大きな木立の影は、行手に立ちはだかる物の怪のようにも見える。
藤沢 周平 / 麦屋町昼下がり amazon
まだ黄昏になり切れない影が、あたたかい霧のように低く地面をぼかす
野上 弥生子 / 真知子 (1966年) amazon
このカテゴリを全部見る
夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
日がいち早く蝕 まれる
有島武郎 / 生まれいずる悩み
黒ずんだ雲の堆積の間に、夕日の一点の紅が沈む
三島由紀夫 / 潮騒 amazon
池の向こうに大きなマンションが見える。 橙色 の灯りがついている部屋にいつか住みたいと思っていた。いつも夕陽がそのマンションの裏に沈むので、橙色の部屋に夕陽がいくらかこぼれているのではないかと、おとぎ話のようなことを考えた
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「光と影」カテゴリからランダム5
真っ黒に塗った板をすぐに眼の前に突きつけられたような闇
吉行 淳之介 / 夕暮まで amazon
林の中の夕暮れのように薄暗い
三浦 綾子 / 続 氷点 amazon
暗い寒い港町には提灯 の火があっちこっち飛んでいた。
林芙美子 / 新版 放浪記
春光の下で、十八歳の父はまぶしそうに目をしかめ、その 肌 は白く輝いていた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
朝が、幕をあげるように、するすると明け放れる
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
光と影 の表現の一覧
時間帯(朝・昼・夜) の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ