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平静を装ったが、声は自分でも分かるほど上ずっていた。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 ページ位置:20% 作品を確認(amazon)
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声が上ずる・声が裏返る
ポーカーフェイス・気持ちを隠した表情
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前後の文章を含んだ引用
......もりだったのか。そりゃそうだろう。少し考えれば分かることだ。一般的な贈り物として受け取っていたから、考えが及ばなかった。迂闊だった。「あれね。今持ってくるわ」 平静を装ったが、声は自分でも分かるほど上ずっていた。 部屋を出ると、髪を振り乱して二階に駆け上がった。犯行を揉み消す犯罪者はこんな気分だろうか。かっと熱くなった頭に心臓の音がドクドクと響く。「どうしたの、お義母さ......
単語の意味
平静(へいせい)
上擦る(うわずる)
偽装・擬装(ぎそう)
平静・・・人の心や態度、世の中が落ち着いているさま。穏やか。
上擦る・・・1.声が高く落ち着かない感じになる。
2.興奮して落ち着きがなくなる。
2.興奮して落ち着きがなくなる。
偽装・擬装・・・1.偽(いつ)り装(よそ)うこと。ある事実をおおい隠すための、装いや行動。他人の目をごまかすため、他の物事や状況を装うこと。
2.周囲の風景や他の物とよく似た色や形にして、姿を見分けにくくすること。カムフラージュ。
2.周囲の風景や他の物とよく似た色や形にして、姿を見分けにくくすること。カムフラージュ。
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声が上ずる・声が裏返るの表現・描写・類語(興奮・気持ちが高ぶるのカテゴリ)の一覧 ランダム5
泣き声がヒステリックに高くなった。思わず耳をふさぎたくなるようなこの声だけはどうも苦手だ。
雫井 脩介「火の粉 (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
声が抑制を外れてふつつかに突っ走る
円地 文子 / 渦 amazon
自分の上ずった声をおちつけようと努めた。しかしその声は依然として咽喉の奥で二つに割れるのだった。
野間宏 / 崩解感覚「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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自分では平静を演じているつもりなのだろうけれど、緊張や、不安や、それに気づいてほしいという甘えが透けて見える。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
役がらゆえ気色 には見せぬ
森鴎外 / 高瀬舟
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自分では平静を演じているつもりなのだろうけれど、緊張や、不安や、それに気づいてほしいという甘えが透けて見える。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
くすぶっている嫉妬を大人の分別を持って消し去ろうと努力する
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
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むす子に対する憧れが突然思いもかけぬ胸の中の別の個所から厳粛というほどの真率さでもって突き上げてきた。
岡本かの子 / 母子叙情
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あらゆる表情が、凝り固まったような顔
芥川龍之介 / 偸盗
息詰まるような緊張にネクタイを緩めたいほどだが、水原の前に行くと呼吸までもがぎこちなくなって、なにもできない。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
俺の全身の毛穴が、嫌な汗で開いていく。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
有島武郎 / 或る女
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