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熱に浮かされる
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ぼんやり・朦朧・ボーっとする
集中する・夢中になる
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単語の意味
浮かされる(うかされる)
熱に浮かされる(ねつにうかされる)
浮かされる・・・1.高熱などで意識がボーっとなる。
2.ある物に強く心をひきつけられて、そわそわする。「韓流ブームに浮かされる」
2.ある物に強く心をひきつけられて、そわそわする。「韓流ブームに浮かされる」
熱に浮かされる・・・1.高熱でうわ言を言う。のぼせ上がる。
2.ある物に心を奪われて、ふわふわした状態になる。「熱にうなされる」は本来誤り。
2.ある物に心を奪われて、ふわふわした状態になる。「熱にうなされる」は本来誤り。
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ぼんやり・朦朧・ボーっとするの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
指で窓ガラスに線を引くと、そこに女の片眼がはっきり浮き出たのだ。彼は驚いて声をあげそうになった。しかしそれは彼が心を遠くへやっていたからのことで、気がついてみればなんでもない、向側の座席の女が写ったのだった。
川端康成 / 雪国 amazon
声低く濃霧のかなたでせせら笑われているように朦朧とする
開高 健 / 地球はグラスのふちを回る amazon
古い家具を軒先に並べた古着屋があった。僕の肉体は今まで通り、僕に確認もとらず、そこに吸いこまれるように入っていく。
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
(ボーっと歩く)手や足や胴体がそれぞれ勝手に歩行の真似事をしてはいるが、身体の主は不在だとでもいうような頼りなさだ。《…略…》空っぽだ。歩いてくるもののなかに何も入っていない。《…略…》普段の陣治を突き動かす情動のすべてが、すっぽり抜け落ちてしまっていた。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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集中する・夢中になるの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
人参にありついた猿のように、夢中になって
曽野 綾子 / 遠来の客たち amazon
彼の姿には塵ほどの余念もない凝固した精神があった。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
頁を開き、一つ二つ文を読めば、すぐに小説の世界に溶け込むことができた。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
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「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
私はそういうものを頭に入れまいと無視して常に自分だけの空間を生きようとつとめていたが、電波のように細かい粒子で飛びかうそんなものは、「気にしていない」という言葉を意識するだけで脳に侵入してくるようだった。
吉本 ばなな / キムチの夢「とかげ (新潮文庫)」に収録 amazon
わたしはずっと天使のようにいちずに願い続けている。
小川洋子 / ダイヴィング・プール「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
それに気づいたとたん、いままで自分が信じてきたものが単なる金メッキに過ぎないと悟ったんだ。
池井戸 潤「民王 (文春文庫)」に収録 amazon
頭は冬の夜空のようにクリアだ。北斗七星も北極星も定められた場所でしかるべき光を放っている。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
「その他の気分」カテゴリからランダム5
酒を飲んでいる成人なんて皆な馬鹿なんだ。《…略…》まるで化け猫か狸のようじゃないか
牧野 信一 / 淡雪 amazon
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